今や世界中で大人気のTWICEは、ダンスや歌、ルックスの全てが魅力的なアイドルですよね。
9人それぞれに個性があり、とてもバランスの良いグループです。
今回はそんなTWICEメンバーの練習生期間とデビューまでの経緯をまとめてみましたので、ぜひ最後までご覧ください。
ナヨン
幼少期に子供モデル大会に出場したナヨンはJYP関係者にスカウトされたことがあります。
当時は母親の反対があり入所は叶いませんでした。
小さい頃から歌って踊ることが好きだったナヨンは自身の夢を諦めきれず、2010年にJYP公開採用7期オーディションに応募します。
オーディションでは3万人を超える応募者がいましたが、最終的に全体2位の成績をおさめました。
さらにソウル総合芸術学校学長賞やスプリススター賞も獲得し、エース練習生として練習生生活をスタート。
ルックスだけだなく歌やダンスもレベルが高かったことから、アイドル練習生の中でも有名な存在となりました。
ドラマやCMに出演するなど、デビュー前から芸能活動も行いながら練習生時代を過ごし、2014年にはジヒョ・ジョンヨンと共に「6MIX」のメンバーとしてついにデビューすることが決定したのです。
しかし、セウォル号沈没事故やその後のメンバー脱退によりデビューは白紙となってしまいます。
ようやく叶うと思われたデビューだったので、ファンも心苦しかったことでしょう。
そして翌年の2015年、オーディション番組「sixteen」が放送されることとなり、ナヨンに再びチャンスが巡ってきました。
番組内では練習生の中でも安定した高評価を獲得し続け、TWICEとしてのデビューが決まります。
2010年9月15日に14歳でJYPに入所してから、5年2ヶ月後のデビューとなりました。
ジョンヨン
幼い頃にエアロビクスを習っていたジョンヨンは、歌とダンスにとても興味がありました。
元SMエンターテイメントの練習生であったお姉さんに憧れて、JYPのオーデションを受けますが一度落選しています。
しかしそれでも諦めきれず、2010年JYP公開採用6期オーディションに再チャレンジ。
結果は見事合格で同時にアイビースター賞も受賞したジョンヨンですが、実はこの日SMエンターテイメントからも合格の通知が来ていたのです。
「JYPでないところでデビューするということを考えてもみたことがない」というジョンヨンは、迷うことなくJYPへの入社を決意。
初めは練習生に馴染めなかったジョンヨンも、ナヨンたちと共に2014年には「6MIX」のメンバーに選ばれます。
しかしデビューが白紙になり、その当時は事務所を退所しようと考えていたそう。
パン屋さんのアルバイトをしていたので、そのままそこで働こうと思っていたみたいです。
もしその時に事務所を辞めていたらTWICEとしてデビューできなかったですよね。
辛い練習生生活を乗り越えて、「sixteen」では最終順位第2位という成績をおさめました。
2010年3月1日に13歳でJYPに入所してから、5年8ヶ月後のデビューとなりました。
モモ
3歳からダンスを習っていたモモは小学生の頃、「Barbie」というダンスグループで活動していました。
韓国のオーデション「スーパースターK season3」に日本代表として選ばれたり、韓国人歌手LEXYのMVにキッズダンサーとして出演したりと芸能活動を盛んに行っていたのです。
その後モモが15歳の時、YouTubeにお姉さんと一緒に踊ったダンス動画を投稿しました。
その動画がなんとJYP関係者の目に留まり、スカウトされたのです。
まだ中学生だったモモは高校進学を諦め、16歳で韓国に渡ります。
韓国ではサナと同居し、過酷なダイエットや苦手な歌のレッスンなどを続ける毎日でした。
家族や友達とも離れ、練習ばかりの日々を過ごすことがどれほど辛いかは想像を超えるものでしょう。
そして訪れた「sixteen」のオーデションでは、第4次選考で脱落を経験しています。
なので最終選考には参加できなかったのですが、追加メンバーとしてデビューが決定しました。
イレギュラーな形でのデビューになりましたが、モモの努力が報われた瞬間でしたね。
J.Y.parkもモモという存在を逃してはならないと思っていたのでしょう。
2012年4月13日に16歳でJYPに入所してから、3年7ヶ月後のデビューとなりました。
サナ
サナがアイドルになりたいと思ったきっかけは、サナのおばあちゃんがテレビを見ていたとき「サナがテレビに出たらいいのに」と言ったことでした。
そして12歳から大阪のEXPGスタジオでレッスンに励みます。
そんなサナは14歳で、運良くJPY関係者にスカウトされたのです。
場所は大阪ミナミのなんばウォークでした。
実はその当時、次世代のスターを探すJYPグローバルオーディションが明日に控えているというタイミングだったのです。
友達の誕生日プレゼントを買いに来ていたサナが偶然JPY関係者の目に留まり、世界中のオーデション候補者の中に選ばれました。
とても運命的な出会いですよね。
オーデションでは見事合格し、モモ同様中学卒業と同時に韓国へ旅立つこととなりました。
サナは練習生時代からビジュアルメンバーとして存在感を放ち、性格も明るく社交的でした。
どんな人とでもコミュニケーションをたくさん取るため韓国語の上達もとても早かったようです。
自然と周りに人が寄ってくるタイプで、天性のアイドル気質だったのでしょう。
2014年にはGOT7の楽曲「A」のmvに出演し、彼らから奪い合われるヒロイン「Aガール」にもなりました。
それがきっかけで世間でも有名になったサナは「sixteen」でも自分の魅力を最大限に生かし、ポジティブな言葉や愛嬌でファンを掴み見事デビューメンバーに選ばれます。
2012年4月13日に15歳でJYPに入所してから、3年7ヶ月後のデビューとなりました。
ジヒョ
子役スター選抜大会で入賞したジヒョは歌手になりたい夢を持ち、わずか8歳でJYPに入所しています。
ワンダーガールズのソンミと同期ということですから、下積み時代はかなり長かったようです。
練習生の間はReebokなどのCFモデルなどを務め、ナヨン・ジョンヨンと共に「6MIX」のメンバーとしても選ばれました。
しかしデビューが白紙になり、学生時代の青春を全てレッスンに捧げてきたジヒョにとっては辛すぎる現実だったことでしょう。
当時はもう芸能人になりたいとも思わなかったようで、事務所を辞めようとしていたみたいです。
ですがたくさんの苦労を乗り越え、「sixteen」への参加を決意しました。また、オーデション前には現在のジヒョという名前に改名したそうです。
ジヒョという名前には「本心を学ぶ」といった意味があるようですから、sixteenのオーディションで自分自身のことを確かめたかったというのもあるのではないでしょうか。
オーデションの人柄審査では、メンバーから一位に選ばれるほどの存在で、思いやりがあり性格の良さは評判でした。
長年の経験と、圧倒的な歌唱力、そして人望の厚さで無事にTWICEメンバーとして選ばれました。
多くの後輩がデビューするのを見届けてきたジヒョは、今ではTWICEのリーダーになりましたね。
2005年7月15日に8歳でJYPに入所してから、10年3ヶ月後のデビューとなりました。
ミナ
ミナは中学生の頃、友達が少女時代のダンスを真似しているのを見てk-popに興味を持ちました。
その後は大阪のk-popダンススクールに通い、日本のアイドルになることも夢見ていたそうです。
高校生の時、お母さんと梅田の阪急百貨店にいたところJYPからスカウトを受けます。
サナ同様グローバルオーデションに合格し、韓国に渡ることになりました。
ミナはお嬢様学校と呼ばれる兵庫県の中高一貫校に通っていましたが、スカウトを受けて学校を退学しています。
両親は最初学校を退学することを反対していたそうですから、夢を叶えたいという熱い気持ちがあったのでしょうね。
また、練習期間が特別短かったミナは、J.Y.parkに「見慣れない顔だ」と言われてしまったというエピソードもあります。
入所から約1年ほどで「sixteen」に出演し、J.Y.parkに認知されていない状態からデビューまで登り詰めたのはすごいですよね。
オーデションでは幼い頃から習っていたバレエを披露したり、得意の愛嬌で多くのファンを獲得しました。
異性だけでなく同性からも多く愛されているミナは、運と実力でTWICEのメンバー入りを果たします。
2014年1月2日に14歳でJYPに入所してから、1年10ヶ月後のデビューとなりました。
ダヒョン
ダヒョンは小学生の頃から、ダンスや讃美歌で神様にお祈りするという教会に通っていました。
そこで「鷲のように飛び立つ」という讃美歌の歌詞に合わせて踊った「鷲ダンス」がネット上で話題になったのです。
教会で鷲ダンスをする少女として有名になったダヒョンは、中学2年生の時に「青少年ダンス大会」に参加しました。
音楽編集や振付などを全て自分自身で用意して自らの才能を披露した際、その場に居合わせたJYP関係者にスカウトされます。
事務所に入所して2年目にはGOT7のmvに出演し、アイドルさながらのオーラと実力を見せつけました。
「sixteen」では序盤は一位をキープするほどの順位でしたが、「悪魔の編集」と呼ばれる出来事がありランクダウンしてしまいます。
ある日ダヒョンは目にできたものもらいが酷くなり、眼科に行かなければならくなりました。
しかしその事情を知らなかったメンバーは「ダヒョンは無断欠席をした」と勘違いして怒ってしまったのです。
すぐに誤解が解けメンバー同士は和解できたのですが、テレビではその部分が一週間後に放送されてしまいました。
なので長い間、ダヒョンは視聴者にもやる気がないと勘違いされたまま過ごすことになってしまったのです。
ダヒョンにとっては苦しい時間だったはずですが、最終的には無事デビューメンバーに選ばれました。
2012年7月7日に14歳でJYPに入所してから、3年4ヶ月後のデビューとなりました。
チェヨン
小さい頃、舞台芸術に興味を持ったチェヨンは子ども向けの雑誌のモデルとして活動していました。
小学6年生からはダンスを習い、歌手になりたいという夢ができたのだそう。
そして、そのダンススクールでJYPからスカウトを受けました。
チェヨンにとってはまたとない大チャンスですよね。
無事にオーディションにも合格し中学1年でJYPに入所したので、学校の友達とは話が合わず苦労したこともあったみたいです。
ですが、練習生になった頃は「夢に一歩近づいたと感じ、練習室にいるのがとても嬉しかった」と語っています。
また、「どんなことがあっても歌手としてデビューすると決めていたので、できなかったらどうしようという考えがなかった」とも話しています。
自分に自信があり、自分を信じている人にしか口にできない言葉ですよね。
それだけデビューへの気持ちが強かったということが伝わります。
GOT7やMissAのmvにも出演していましたが、まだ幼かったため他のメンバーよりもデビュー前の活動はあまりありません。
また、JYPでレッスンを始めてすぐにラッパーとしてのトレーニングもしていました。
「sixteen」でもラップを披露しデビューを勝ち取ることができたので、ラップはチェヨンの大きなアピールポイントになっていますね。
2012年6月6日に13歳でJYPに入所してから、3年5ヶ月後のデビューとなりました。
ツウィ
踊ることが大好きだったツウィは幼い頃からダンス教室に通っていました。
そのダンス教室での発表会の様子がYouTubeに投稿され、動画がたまたまJYP関係者の目に留まります。
そして圧倒的なオーラと抜群のスタイルで存在感を放っていたツウィの顔を確認しにいくため、スタッフたちは台湾へスカウトしに行ったのです。
中学2年生であったツウィは「他の国で色んなことを経験し、色んなことを学んでみたい」と思い、JYPへの入所を決めます。
当時のツウィは歌やダンスの実力は目立つほどではなかったのですが、あまりのビジュアルの良さで練習生の中でも有名でした。
しかし大人しい性格と韓国語を全く話せない状況から、コミュニケーションを取ることにとても苦労したそうです。
「sixteen」のオーディションでも最初は台湾の歌を歌ったり、ダンスの実力もあまりありませんでした。
ですが選考が進むにつれ、全てにおいてレベルアップしていくツウィの姿が見られます。
最終選考では惜しくも脱落してしまいますが、視聴者からの支持が圧倒的に高かったためモモ同様「TWICEを完璧なグループにするためのメンバー」として選ばれました。
2012年11月15日に13歳でJYPに入所してから、3年後のデビューとなりました。
TWICEのメンバー9人の中で7人はスカウト出身、2人はオーディション出身ということが分かりました。
練習生期間やデビューまでの経緯はそれぞれ違いますが、この9人であったからこそ今のTWICEがあるんだと改めて感じます。
これからもTWICEを応援していきたいですね。
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