韓国人と結婚して良かった点・悪かった点まとめ

日本人と韓国人が国際結婚し、実際に生活を始めて見ると、国の違いによる文化の差にとても頭を悩ますことが多いと思います。

頭では、一生懸命に理解しようと思っても、なかなか上手く行くものではなく、場合によっては、理解が難しい場合もあるので、実際に大変だと感じている人も多いです。

もちろん、国際結婚を選んだ全ての人に当てはまるということではないですし、大した悩みもなく順調に生活している人もいるかも知れませんね。

しかし、考える以上に大変な国際結婚、いざ結婚して見ると思った以上に皆さん苦労している人が多いです。

そこで今回は、韓国人と国際結婚した場合の韓国人と結婚して良かった点・悪かった点まとめ

という内容で、紹介していきます。

韓国人と結婚して良かった点

韓国人の良かった点について紹介します。

韓国語を教えてもらえる


韓国人の男性や女性と国際結婚をした場合、先ず苦労する部分の一つに言葉の問題があると思います。

韓国に住む日本人は、韓国語の運用スキルが低いせいで、日常生活にも苦労する人も多いようです。

しかし、日本人と国際結婚をした韓国人の多くは、日本語で簡単な日常会話が出来る親日韓国人が多いです。

わからない表現があった場合でも、夫婦なので気兼ねなく教えてもらうことも出来ます。

また、教科書では学べない単語や表現等も多いので、実際に現地で使っている会話も教えてもらえ実践も出来るので言葉を学ぶ上でも良い環境だと思います。

自分の妻には優しい


日本人の男性も優しい人は多いですが、韓国人の男性は、根底に儒教の教えが根付いている場合が多いので、一般的にも優しい人が多いような気がします。

儒教とは孔子を始祖とする思考や信仰のこと。宗教とは違います。紀元前に中国で興り、東アジア各国で2000年以上に渡り強い影響力を持っています。

五常(仁、義、礼、智、信)という徳性を拡充することにより、五倫(父子、君臣、夫婦、長幼、朋友)関係を維持することを教えています。

出典:みんなが知りたい韓国文化

ザックリいうと、「年配者や家族、友達を大事にする」という教えです。

もちろん、交際している時のように彼女をお姫様気分にさせるようなことはありません。

しかし、男性として守らなければならない部分はしっかりとやってくれる人が多いかなっと思います。

例えば、レディーファーストで道を譲ったり、車線の側に立ったり、奢ったりとかですね。

また、軍隊を経験している分、どんな逆行に対しても粘り強く簡単に弱音を吐いたり諦めたりしないので、結婚すれば夫してとても頼もしい存在になるようですね。

韓国の文化に触れられる

日本で生まれ育ち、日本人と結婚した場合は、韓国の文化についてわからない場合が多いと思います。

例えば、韓国旅行に何回行ったとした場合、韓国通には慣れても韓国の一般的な文化のことまではなかなか分かりづらいと思います。

それが、韓国の一般家庭のことであれば尚更、触れられる機会もありませんので。

しかし、韓国人の男性と結婚した場合、日本に住もうが韓国に住もうが、自然に韓国文化を知ることになります。

その文化が良いことであれ悪いことで日本以外の国の文化を知ることは、素晴らしいことなのではないかなっと思います。

韓国料理が食べられる

日本でも、美味しい韓国料理が食べられる場所は多くなってきてますが、韓国人と結婚することで、もっと沢山の韓国料理を食べることが出来ます

例えば、韓国=辛い食べ物のイメージが定着している韓国ですが、実際は、辛くない料理も沢山あるので驚く人も多いようです。

また、韓国料理が食べられる食堂もかなり多く、料理の種類も本当に多いので、飽きることなく料理を楽しむことが出来ます。

一番良いことは、本場の味付けで美味しく食べられることだと思います。

韓国ドラマ見放題


今の時代は、衛星放送のアンテナを設置していれば、日本にいても韓国のドラマを沢山観ることが出来ます。

それこそ、韓国ドラマを朝から晩まで、一日中楽しめる専用チャンネルもありますので、観たい時にいつでも観ることは出来ますよね。

しかし、現地にいる時のように最新韓国ドラマを必ず観れるとは限らない場合もあるかも知れません。

しかし、韓国人男性と結婚し韓国に住んでいれば、最新の韓国ドラマを充分に観ることが出来るのではないかと思います。

韓国に住める


冬のソナタから始まり、今も韓国ドラマやK-POPの影響もあり、韓国に憧れる人が多いようです。

実際に、韓国に留学に来ている日本人学生も非常に多く、それ程、韓国文化や韓国語について興味を持っている人が多いんだなっと思います。

逆に、日本が大好きな韓国人も多く、韓国から日本に留学する学生も非常に多いようです。

韓国人の男性と韓国で出会い結婚した場合は、おそらく韓国で住む場合が多くなると思いますが、韓国の良さを直接感じることも出来るので良いのではないかと思います。

悪かった点

韓国人と結婚して悪かった点について紹介します。

文化による考え方の違い

人にもよりますが、基本的に韓国の人たちの精神の奥深くには、先述した儒教の教えが残っています。

儒教の教えに従って生きて行くと言うよりは、無意識に従っている場合が多いようです。

それがもちろん、悪いと言うことではなく、時と場合によっては非常に厄介なことになる場合もあります

例えば、明らかに間違っていても、自分より歳上の親には何も言えないだとか、生活していると色々な部分で大変だと感じることが多いようです。

良い習慣はそのまま受け継ぎ、悪い習慣は排除するという考えをしないので、大変だと感じる人が多いようです。

言葉の問題


日本人女性と結婚した韓国人男性は、日本語が出来る場合が多いです。

なので、結婚後韓国に住むことになったとしても、夫とは日本語が通じる分、それ程苦労はないかも知れません。

しかし、あくまでも夫婦間だけに限った場合で、これが、夫の親とか親族となると全く別になります。

親や親族によっては、訛りが非常に強い人もいるので、そんな時は何を言ってるのかわからない場合も多いと思います。

普通に韓国語を話すだけでも大変なのに、方言まで覚えなければならないとなると、本当に大変だと思います。

ビザの更新が面倒


韓国の人と国際結婚をする時に、一番最初に苦労するのが書類関係の多さだと思います。

日本語を韓国語に翻訳したりその逆だったり、お互いの国に結婚届けを出すだけでも二度手間三度手間になる場合もあります。

しかし、大変なのはそれだけではありません。

例えば、日本から韓国に住む場合はF-6という結婚ビザになるんですが、このビザの更新も忘れずに定期的に行う必要があります

その際は、インターネットで予め予約してから更新しに行かなければならないので、日本人には少し難しく感じることも多いです。

嫁姑問題


韓国人の男性と結婚し相手の国で生活する場合、一番苦労するのは嫁姑問題だと思います。

嫁姑の問題は、韓国だけではなく日本でもあることですが、韓国の場合は、またひと味違ってきます。

相手の親と同居するのか、別居するのかにもよって多少は違ってきますが、基本的に韓国の姑は結婚後の夫婦の生活に口を出してくるパターンが多いです。

そのため、姑に苦労しているという嫁は非常に多く、最悪夫婦喧嘩に発展してしまう夫婦も多いです。

また、別居しているからと言って安心もしてられません

しょっちゅうかかって来る姑からの電話や、休みの度に姑の家に行かなければならないという人もいます。

なので、韓国人の男性と結婚し韓国に住むことになった場合は、相手の親とも上手く付き合って行く必要があるので、言葉や文化が違う分、苦労もかなりあると思います。

衛生面


これはとても大きな問題で、韓国で生活するようになってから特に腸炎にかかったという日本人女性は少なくありません

日本よりも甘いかも知れませんが、韓国でも最低限の安全基準があるにも関わらず、それでも腸炎にかかったと言う話をよく聞きます。

その一つの原因となるものは、衛生管理の浸透がまだまだ不十分なことだと思います。

例えば、トイレの後に手を洗わないとか、また、お年寄りに多いことですが、手を洗わずに料理をしたり、生物の管理がきちんと出来ていないなどがあります。

このような生活習慣になれていない日本人女性は、同じ食事内容をしたにも関わらず、自分だけが腸炎にかかってしまい、とても苦しい思いをしたというケースは少なくありません

時間にルーズ


韓国ではコリアンタイムと言うものがあるそうで、比較的時間にルーズな人もいるようです。

例えば、何時までに行かなければならないのに、到着予定時間に家を出て、もうすぐ着くと言ったりなど、たまにそんな話を聞いたりします。

人によって様々なので韓国人全員に当てはまることではありませんが、コリアンタイム全開の人もたまにいます。

逆に言うと、コリアンタイム全開の人は、多少のことではビクともしない精神、ケンチャナヨ精神が強いのかもしれません。

韓国人と日本人が結婚すると苗字はどうなる?


日本人同士の結婚の場合、どちらかと言うと、夫側の姓を名乗る場合が多いです。

しかし、韓国人同士の結婚になると、基本的に夫婦はお互いの姓を名乗らなければいけません。

これも、韓国に今も残る儒教の考えに基づくもので、妻となる女性が夫側の姓を名乗ることが失礼に当たると言う考えからだそうです。

しかし、国際結婚の場合になると違ってくるようです。

韓国人男性と結婚する女性は、生まれた時から慣れ親しんでいる自分の姓を名乗ることも出来ますし、日本のように夫側の姓を名乗ることも出来ます。

つまり、夫婦別姓にするのか、しないのかを選ぶことが出来ます

もしも、韓国人の夫の姓を名乗りたい場合でも、婚姻届けの他に申請書を提出すれば変えることが出来ます。

以上、今回は、韓国人と結婚して良かった点・悪かった点まとめをご紹介致しました。

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